テレアポのコツは「話し上手」じゃない?激戦区で全国トップ3に入った元営業マンのメンタル術

テレアポのコツは「話し上手」じゃない?激戦区で全国トップ3に入った元営業マンのメンタル術 テレアポ

「電話をかける手が震える」
「ガチャ切りされるたびに、自分が否定されたようで心が折れそうになる」

テレアポ(テレマーケティング)を始めたばかりの方で、こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。毎日何百件と電話をかけ、そのほとんどで断られる仕事。精神的にキツいのは当たり前です。

実は、かつての私もそうでした。
しかし、ある日「考え方(マインド)」をガラリと変えたことで、アポ率が劇的に向上。結果として、激戦区の光回線テレマで全国コンテスト3位を獲得することができました。

今回は、難しい専門用語や精神論は一切抜きにして、現場で実績を出した私が実践していた「テレアポ初心者が知っておくべきメンタル術」をお伝えします。

これを読めば、明日からの受話器の重さが、ほんの少し軽くなるはずです。

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テレアポは「説得」ではなく「トレジャーハンティング」だ

まず、テレアポが辛くなる最大の原因は、「電話で相手を説得しようとしているから」です。

「商品に興味がない人を、トーク力で振り向かせよう」
そう思っていませんか? はっきり言いますが、それは間違いです。

初心者が持つべきマインド

テレアポは「説得」ではなく、「トレジャーハンティング(宝探し)」である。

「いい人」を探すゲームだと思えばいい

テレアポの目的は、全員にアポを取ることではありません。リストの中に埋もれている「話を聞いてくれる、いい人(お宝)」を探し出すこと。これに尽きます。

  • 機嫌が悪い人
  • 忙しくて話を聞く気がない人
  • そもそもニーズがない人

こういう人に当たったら、「あ、ハズレだ(石ころだった)」と思ってすぐに次へ行けばいいのです。無理に粘る必要も、傷つく必要もありません。

砂場の中からダイヤモンド(見込み客)を探すゲーム。そう考えれば、ガチャ切りされても「石ころだったな、次はダイヤかな?」と割り切れるようになります。

【重要】「割り切る」ことと「雑にする」ことは違う

ここで一つだけ、絶対に勘違いしてはいけないポイントがあります。
「ハズレだと思って次に行け」と言いましたが、これは「相手を雑に扱っていい」という意味ではありません。

ここが「売れるアポインター」と「ただの架電マシーン」の決定的な違いです。

× ダメな例
「どうせハズレでしょ」と投げやりな態度で話し、断られたら無言でガチャ切りする。
→ 万が一「お宝(見込み客)」がいても逃してしまいますし、会社の評判も下がります。
〇 売れる人の例
態度は「超・丁寧」に。でも、心の中は「超・ドライ」に。
「お忙しいところ申し訳ありません、失礼いたします!」と元気よく丁寧に電話を切った0.1秒後には、真顔で次のコールボタンを押す。

「声はウェット(人間味たっぷり)に、心はドライ(機械的)に」
この二面性を使いこなすことこそが、メンタルを守りながら成果を出すプロの極意です。

初心者のうちは「トーク内容」より「数」をやれ

マインドセットができたら、次は行動です。
「うまく話せるようになってから電話をかけたい」と準備ばかりしていませんか?
私の経験上、これは逆効果です。

最初からホームランは打てない

野球のバットを振ったこともない人が、いきなりホームランを打てるでしょうか? 無理ですよね。テレアポも同じです。

初心者のうちは、トークの質なんて気にする必要はありません。とにかく「数」をこなして、打席に立つこと。 これが最短の上達ルートです。

  1. 数をかける(丁寧に、でも心はドライに)
  2. 断られる(失敗する)
  3. たまに話を聞いてくれる人が現れる(成功体験)
  4. 「今の話し方は反応が良かったな」と気づく

このサイクルを高速で回すしかありません。
「質」は「量」からしか生まれません。下手でもいいので、まずは受話器を握り続けましょう。

「断られること」を恐れず、成功体験を積み上げよう

「数をやれ」と言われても、断られ続けるのは辛いものです。
そこで重要になるのが、成功体験のハードルを極限まで下げることです。

「アポイントが取れたら成功」「契約が取れたら成功」
いきなりここを目指すと心が折れます。最初はもっと低くていいのです。

【初心者の成功定義】

  • 「ガチャ切りされずに、一言会話ができた」→ 成功!
  • 「担当者の名前を聞き出せた」→ 大成功!
  • 「笑って断ってもらえた」→ 超大成功!

テレアポは「いい人探し」です。
電話の向こうにいる「話を聞いてくれる人」に出会えたら、それだけであなたの勝ちなのです。

まとめ:明日の1コール目を変えるために

今回の【マインド編】のポイントをまとめます。

  1. テレアポは「説得」ではなく「トレジャーハンティング(いい人探し)」
  2. ただし「雑」にはしない。「態度は丁寧、心はドライ」の二面性を持つ
  3. トークの質より、まずは圧倒的な「数」をこなして打席に立つ

このマインドセットを持つだけで、テレアポへの恐怖心は驚くほど小さくなります。

精神的な準備ができたら、次は「物理的な準備」です。
実は、デスクに「あるもの」を置くだけで、アポ率が変わることをご存知ですか?

次回は、全国3位の私が実践していた【準備・環境編】として、「開始10秒で切られないためのズルい準備」「リスト管理の極意」についてお話しします。

第2回【準備・環境編】を読む »

テレアポのマインドに関するよくある質問

Q. 「数をやれ」と言いますが、リストがすぐになくなりませんか?

A. 確かに有限ですが、初心者のうちはリストの枯渇を恐れるよりも、経験値を積むことの方が重要です。また、一度断られたリストも「時期を変える」「担当者を変える」ことで再利用できるため、完全に無駄になるわけではありません。

Q. 「ドライに割り切る」と、冷たい対応になりそうで怖いです。

A. 「心」と「態度」を分けてください。心の中で「はい次!」と割り切っていても、声のトーンや言葉遣いが丁寧であれば、相手に冷たさは伝わりません。トップアポインターほど、この切り替え(演技)が上手です。

Q. メンタルが弱く、どうしても引きずってしまいます。

A. 引きずってしまうのは「相手に嫌われた」と思うからです。「タイミングが合わなかっただけ」「くじ引きでハズレを引いただけ」と、自分と切り離して考える「トレジャーハンティング理論」を意識してみてください。

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